「椎間板ヘルニア」とは?
人間の背骨は24個の椎骨が積み重なってできており、その間にはクッションの役割をする円盤状の軟骨「椎間板」があります。椎間板が飛び出して神経を圧迫し、痛みやしびれを引き起こす病気が「椎間板ヘルニア」です。
「ヘルニア」とは、本来あるべき場所から臓器や組織が飛び出す状態を指します。つまり「椎間板ヘルニア」は椎間板が正常位置から出てきた状態です。椎間板以外にも、例えばおへそが飛び出す「臍(さい)ヘルニア」などもあります。
椎間板ヘルニアは発生部位によって「胸椎椎間板ヘルニア」「頸椎椎間板ヘルニア」「腰椎椎間板ヘルニア」の3種類に分けられます。
最も多いのは腰の部分で発症する「腰椎椎間板ヘルニア」で、お尻から太もも裏のしびれ(坐骨神経痛)が特徴です。50歳代以降の方に多く見られます。
胸椎椎間板ヘルニアは足のしびれや脱力感、頚椎椎間板ヘルニアは首や肩甲骨、手の痛みやしびれを伴うことがあります。
重症化すると排尿障害(おしっこの出が悪い・尿もれ)も起こることがあり、男性は女性の約2倍発症しやすいとされています。
椎間板ヘルニアがおきる原因
椎間板ヘルニアは、加齢や重い荷物を持つなど日常生活での負担が積み重なり、椎間板が飛び出して神経を圧迫することで発症します。
椎間板は黄身(髄核)と白身(繊維輪)のような構造で、加齢により繊維輪が弱まり、髄核が飛び出しやすくなります。髄核が繊維輪から飛び出し神経を圧迫するのが原因です。
無理な前屈や背中の反り、腰のひねりでも発症することがあります。また、悪い姿勢や喫煙も椎間板の血流を悪化させ、変性を促進します。禁煙は発症リスクを下げる有効な方法です。
交通事故などの強い衝撃で頸椎椎間板ヘルニアになる場合もありますが、胸椎椎間板ヘルニアは発症例が少ないのが特徴です。
椎間板ヘルニアが他で治らない理由
腰が痛いからと腰だけをマッサージするのは一時的に楽になりますが再発します。
病院では痛み止めやブロック注射で症状を緩和しますが、根本原因は改善されないため再発の可能性があります。さらに負担が続くと椎間板ヘルニアやすべり症など骨変形を進行させる恐れもあります。
多くのケースで原因は筋肉・靭帯・脂肪組織の硬さにあり、全身のバランスの乱れが痛みを生みます。検査と施術を繰り返し、筋肉を緩め、関節のズレを正しい位置に戻すことで改善を目指します。
整体サロンてぃ~だの施術で
どんな効果が得られるか?
- 椎間板ヘルニアの悩みから解放される快適な日常
- 痛みを気にせず仕事や趣味を楽しめる
- 原因が明確になり適切な予防ができる
- 再発予防が可能 セルフケアで
椎間板ヘルニアへの整体サロンてぃ~だの施術
椎間板が潰れて神経に炎症が起きている状態を改善するため、背骨間を開いて圧迫を軽減します。痛みのないソフトな整体で安心して受けていただけます。
骨盤の歪みは腰の安定性を損ない、痛みを助長します。当院では骨盤矯正と周囲の筋肉を緩める施術を行い、腰への負担を軽減し姿勢を改善します。
仕事や生活習慣に合わせ、日常で気をつける姿勢や動作をアドバイスします。